溶接工になるとお馴染みの道具ですが、溶接後にスラグを除去するために必要な道具です。
溶接後にスラグを取らないとペンキが上手く塗れなくなってしまうので大変重要な道具となります!
溶接工にこれからなります!って人もこの記事をみて学んでいって欲しいです。
僕の会社ではジェットタガネの使い方が非常に悪いです。
数年で叩かなくなってしまったりします。そもそも正しい使い方なんて知らない人が多いのが原因です。
正しく使えば10年以上新品に近い状態で使う事ができます。
そこで今回はジェットタガネを10年以上長持ちさせると言うテーマでお話していきます。
記事の前半で長持ちする使い方、後半で叩かなくなってしまったジェットタガネを復活させる方法も解説していきます。
ジェットタガネを10年長持ちさせ、正しく使う方法
- オイルをさす
- 投げない
- 取っ手をひっかけない
- 針が折れたら交換する
- ネジ部はきっちり閉める
#10オイルをさす
長持ちさせるにはこれが一番大事!!
オイルさしてますか??
オイルを全くささないと使用頻度にはよりますがおそらく数年で叩かなくなってきます。
どんなオイルを入れたら良いんですか??
僕は#10スピンドルオイルを入れてるよ!
1. スピンドルオイルとは
小型の電動機、高速軸受部分に用いられ、粘度や荷重が低い潤滑油です。
さす頻度なんですが、2~3日でさしましょう!
忘れるくらいなら毎日朝出勤したらさす!という習慣をつける事が大事!
ささなかった部品どうなるのかというと...
新品と比べた画像
錆びてしまった部品(スロットルアンビル)
オイルをさしていないジェットタガネは内部が錆びてこんなんなります。
内部が錆びるとピストンが動かなくなって使い物にならなくなります。
オイルはしっかりさしましょう。
ここから入れます↓↓
投げない
使い終わったらぶん投げる!結構見かけますね!
これをやると針が曲がったり、折れたりします。
NG行為です。
取っ手を引っ掛けない
これを数年続けた結果折れました(笑)おそらく疲労破壊(笑)
引っ掛けるのはやめましょう!
疲労破壊とは、同じ場所をなんどもくねくねしたり力をかけると折れたりすること。
材質が硬いと衝撃で折れます。
針が折れたら交換する
普通に使っていたら針が折れることがあります。
たまにいるんですよ、折れた分だけ交換する人!
使っていたら針自体も消耗して摩耗しているので新しい針と長さが変わっちゃうんですよね!
長い部分だけ当たって使いにくくなりますよ!
折れたって事は寿命なので、全部の針を交換しましょう!
ネジ部はきっちり閉める
締めが甘いと緩んできます!
この写真のネジ部はきっちり閉めて使いましょう!
緩んだまま使うとネジ山が潰れて閉まらなくなります。
ネジ山には緩まないように接着剤は使わない方が良いです!外れなくなると部品交換できなくなります!
叩かなくなってしまったとき
正しく使っていても部品はいつかは摩耗してたたかなくなってしまいます。
こうなったら写真の部品(ピストン、スロットルアンビル、)を交換しましょう!
これを交換すると大抵復活します。
これを交換してスイッチレバーを押した時にカスカス音がするなら本体部分(シリンダAssy)を変えたら蘇りますよ!
以上ジェットタガネの長持ちする正しい使い方でした!
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