皮手袋の使い方やメリット、おすすめ商品の紹介など、実際に皮手袋使用歴20年でもある僕が実際に使ってみた経験とハメてみた経験をもとに皮手袋について解説します。
前半の記事を見て頂いてから選んで頂けると購入後失敗したなどの後悔が少ないと思います。
用途に合った皮手袋を手に入れ、より快適なものにしてみませんか?
皮手袋の魅力や、使い方のメリット、デメリット
皮手袋と言うと
- ガサガサしていてハメ心地が悪い
- 動かしにくい
などのイメージありませんか??
確かにこのような物もありますが、物によってはサラッとしてハメ心地も良く、手にしっかりフィットして動かしやすい物もあります。
1.1 皮手袋のメリット
皮素材は耐久性が高く、長期間使用できるため、経済的な点もメリットのひとつです。
アウトドアだと焚き火に使えたり、溶接作業、機械作業で使用しても角張った物をつかんでも痛くない、などのメリットはたくさんあります!
意外な使い方もあります!
- 人に慣れていないペットを触る時
- 棘のある植物
- 山菜取り
上記のような使い方もできますが...
デメリットもあるんです!!
1.2 皮手袋のデメリット
商品によってはこのようなデメリットがあるため用途に合わせて、自分が何を求めているかでも選び方が変わると思います!
皮手袋の重要性と注意点
皮手袋を使う際の注意点としては、手の形に合わないものを使用すると、手に負担がかかり、疲れやすくなります。
また、素材によっては、耐久性が低く、すぐにダメージを受けてしまうため、素材選びも重要です。
皮手袋の選び方
皮手袋を選ぶ際には、用途に合わせた選び方がとても重要です。
溶接をするのに薄い手にフィットするような皮手袋を使うと火傷したり、細かい作業したいのに厚い皮手袋をしても作業性が悪くなったりもします。
皮手袋には手首まで保護できるものと、腕の方まで保護できるものがあります。
溶接する際に手首まで保護できるタイプを、使わない事で手首を火傷したり…
写真は僕が短い皮手袋で溶接してやっちまった写真です(笑)
少し触れただけでこれ( ;∀;)
また、サイズの測り方や選び方も重要です。大きすぎると作業がしづらい、小さすぎると手首が露出してしまいます。
素材の種類についても、皮の種類やグレードによって異なるため、使用目的に応じた素材を選ぶことが大切です。
大まかに言うと合皮、豚皮、羊皮は薄い皮で作業性が良く、牛皮は厚みがあり焚き火や、溶接の用途に合っていると言えるでしょう!
中には豚革、羊皮でも溶接に特化している物もあります!
以上のポイントを踏まえて、おすすめの皮手袋をDIY、溶接作業、アウトドアに分けて紹介します。
それぞれの商品の特徴や使い方も解説しているので、参考にしてください。
DIYで使用する、おすすめの皮手袋
DIYには様々なジャンルがありますが、家具を自分で作ったり、壁に棚を取り付けたり、ペンキを塗ったりが挙げられますが、皮手袋の種類で言うと手が動きやすくないと作業がとてもやりにくくなってしまいます。
そこで今回紹介するのは作業性に特化したおすすめ皮手袋!
メーカー名:富士手袋工業(株)
【 特長 】
・指先と手のひら部分をポリウレタン合皮で補強しています。
・手の甲部、指部にスリットが入っているため、つっぱらず曲げやすいです。カイエンタイ引用
サイズ L
全長(cm) 22.0
手のひら周り(cm) 20.0
中指長さ(cm) 8.0
厚さ(mm) 1.5
袖口タイプ マジック式
リストカラー ブラック
袖部 マジック式
【 材質/仕上 】
手のひら部:人工皮革(指先、手のひら部:ポリウレタン補強付)/手甲部:人工皮革、ポリエステル
質量 60g
こちらのタイプはハメてみたんですが、手の甲がストレッチ性がある作りなので感動するくらい手が動かしやすいです。
メーカー名:(株)マーベル
【 特長 】
・水洗いが可能です。
・通気性があり、指先にフィットします。カイエンタイ引用
サイズ LL
全長(cm) 22.5
手のひら周り(cm) 20.0
中指長さ(cm) 9.5
厚さ(mm) 0.6
袖口タイプ マジック
マジックテープ付
【 材質/仕上 】
手のひら部:なめし豚革
質量 75g
メーカー名:(株)シモン
【 特長 】
・合成皮革を採用、すべりにくく耐摩耗性に優れています。
・反射材付きなので高い視認性があります。
・甲部には通気性に優れ乾燥の早いポリエステルメッシュを採用し、ムレを軽減します。
・袖口はパイルゴムマジック止め式を採用し、フィット感に優れています。
【 用途 】
・建築土木
・荷役
・組立作業カイエンタイ引用
サイズ LL
全長(cm) 23.0
手のひら周り(cm) 22.0
中指長さ(cm) 9.5
厚さ(mm) 0.8
袖口 パイルゴムマジック式
【 材質/仕上 】
手のひら部:ポリウレタン合成皮革/手の甲部:ポリエステルメッシュ
質量 81g
溶接や機械作業におすすめ皮手袋
溶接と言っても様々な種類があります。
- DIYでちょっとした溶接や組み立て作業
- 高電流で溶接
などがあります。
DIYでちょっとした溶接がしたい方向けにおすすめなのがこちらの商品
豚皮やヤギ皮は牛革よりは厚みがないですが、柔らかく、手が動かしやすく自由があります。
溶接作業と言っても寸法測ったりケガいたりあると思うんで!手首もマジックテープになっているので、手首に火が入りにくくなっているのでおすすめです!
こちらの商品は羊皮なので柔らかくとても使いやすい印象
機械作業になんか使うと重宝しそうです!
こちら作業系では有名ブランド【シモン】
牛革のこのように白く見える皮手は最初かたいんですよね!
使い初めはかたいですが使えば柔らかくなってきます!
高電流や一日中溶接作業をするなら長さが280ミリあるタイプがおすすめです
絶対に火傷したくないならこれ!手の自由がほぼありませんが、かなりぶ厚い皮手袋なので耐久性はピカイチ
リーズナブルな価格で取りあえず長めの溶接皮手が欲しいという方はこれ
会社でも使用しています。
細かい物はつかみにくいですが、溶接するだけなら問題ないと思います!5本指タイプもありますよ!
逆に手の自由を求める皮手袋なら、アルゴン用、TIG溶接用の皮手袋を選ぶと良いです!
牛革なのに柔らかく作られているので使いやすいです!
こちらは僕自身が溶接の大会でも使用している皮手袋です
手のひらの部分が手にフィットする感じなので、トーチスイッチがめちゃめちゃ握り安いです!
普通の溶接皮手に比べると生地が薄いのでこの皮手袋をはめて鉄を強く握ったり尖った部分に擦ったりするとすぐ破けてしまうの溶接する時だけ使用するようにした方が良いです!
JIS溶接技能者評価試験、特に大会での使用時は手の自由が効かないと点数に影響出るので皮手にもこだわりたいですね!
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